変形性股関節症 リハビリ
2009 年 10 月 6 日 火曜日リハビリ
変形性股関節症
★変形性股関節症とは
変形性股関節症とは、股関節の軟骨の変性、摩耗によって関節の破壊が起こり、これに対して骨硬化や骨棘形成などの骨増殖が起こり股関節の変形と疼痛、運動制限を起こす進行性疾患です。中年以降にみられ、退行変性・老化現象に加え、力学的ストレスが加わって発症します。女性に多くみられます。
★症状
歩行や立ち座り、寝返りなどの股関節運動時の股関節部痛と、一側をひきずる形の異常歩行および可動域制限をきたします。また股関節外転筋力の低下のため、患側立脚時に骨盤は健側へ、肩は患側へ下がります。それによって歩く様は、体が揺れて歩いているようにみえます(トレンデレンブルグ歩行)
★リハビリ
リハビリは、筋萎縮と関節拘縮の予防、温熱療法、障害部位のマッサージ、筋力維持・全身状態の維持のため、歩行や体操などの全身調整運動を行います。
早期からのリハビリテーションの介入が回復を促進することが科学的に証明されています。